【衝撃のフック】
「社員10人が、Accessの砂時計を毎日合計30分眺めているとすれば、それは年間で数百万円の純損失です」 私のこの一言に、会議室の空気が変わりました。
「LANケーブルを新しくすれば速くなるのでは?」という周囲の漠然とした助言に対し、私が提示したのは、設備投資の見積書ではなく、今この瞬間も垂れ流されている「時間の赤字」の正体でした。
【現場のリアル】
現場では「Accessは重いもの」と諦め、砂時計が回る間、社員は手を止めて待つのが日常。
周囲からは「古いハブやケーブルの寿命だ」という声も上がっていましたが、もし数百万かけて工事をし、原因がそこになければ、その投資も、工事中の業務停止もすべて無駄に終わります。
私は「なんとなく」の投資を止めるため、徹底したインフラ診断を敢行。結果、物理層はすべて「正常」。 道路(インフラ)は無実でした。
【プロの洞察】
道路が正常なのに渋滞が起きているなら、犯人はデータの流れを阻害する「論理的な関所」にあります。
私は消去法により、次なる有力な容疑者を絞り込みました。セキュリティソフト「ESET」です。
Access特有の微細なパケット往来を、ESETがその都度スキャンして「検問」を行っているのではないか?
この仮説を検証せずして、高額なハードウェア刷新に踏み切ることは、経営判断としてリスクが大きすぎます。
【突破と成果(現在の進捗)】
現在、私は「ESETの設定最適化」による実証実験に着手しています。
- 「損失を利益に変える投資」: 物理的な工事費をゼロに抑え、設定変更だけで「砂時計の時間」を実務の時間へ戻す。
- 「実測による証明」: すでに有線LANのポテンシャルは確認済み。次はESETが原因なのか?をデータで示します。
無駄な投資を回避し、既存資産をフル活用する。
これこそが、私が提唱する「真のDX」です。
